【Salesforce】Lightning For Gmail Settingsの設定方法

Lightning For Gmail Settingsがベータ版として利用できるようになりましたので試してみました。

Google G-suite(旧名Google Apps ForWork) をベースにお仕事をされている担当者にとっては便利になります。

Lightning For Gmail Settings を選択

管理画面の「管理」にある Lightning For Gmail Settings を選択します。

有効化する

パブリッシャーレイアウトを作成する

ウィザードに従って、パブリッシャーレイアウトを作成

今回は、新規取引先 というアクションを新規パブリッシャーへ追加してみました。

パブリッシャーレイアウトの登録ができました。

パブリッシャーレイアウトの割り当てを行う

 

メールアプリケーションペインのプレビューを表示して確認します。このようになりました。このようなペインをgmailへ表示することができるようになります。

 

Gmail用のLightning用プラグインを追加

GoogleのChromeから、Gmail用のプラグインを追加インストールしてから、Gmailを開くと、右側のペインにsalesforceのプラグインが追加されました。

 

 

Gmail と Lightning (Salesforce1)が合体

下のような画面になりました。

メールから取引先責任者を登録するときには、開いているメール送信元がSalesforceのメール欄へ転記されるので便利です。

必須項目を入力しなければエラーになるのは通常どおり(classic同様)です。

 

管理者は作業が増えますが、利用するユーザーとしてはクラウドを活用した便利機能になるでしょう。

 

【Salesforce】変更セットを利用した項目レベルセキュリティの移行方法

Sandboxに設定したカスタム項目の「項目レベルセキュリティ」の移行

 

本番環境に反映をスムーズに行うには、「変更セット」を利用する方法が一番早いのですが、プロファイルを一緒に含めて移行する必要があります。

開発環境が複数存在する場合や、本番環境にのみプロファイルを設定してる場合、移行元のsandboxの変更セットにプロファイルを含めると、旧バージョンにもどったり、意図していない設定が新たに移行されてしまう恐れがあります。

このような場合は、下の①②のように地道に進めることになります。

①本番環境と移行元sandboxの設定、プロファイルの差分をなくす。
 (本番karasandboxへ同期が可能な場合は更新する)

②手動で設定する。

プロファイル数と項目数が多くなければ、手動で項目レベルセキュリティを設定する方が早いことが多いです。
できるかぎり、開発前に本番→sandboxの設定同期をしておくことをお勧めします。

【pentaho】 spoonの「マージ結合」処理機能を利用する方法

■pentaho spoonのマージ結合処理を利用する方法

あらかじめ2つのマスターをExcelで用意します。pentaho spoonの「マージ結合」機能を利用して別のExcelへ結合した結果を出力するという下のようなデータ変換をおこなう方法を整理いたします。

 

今回は特に「マージ結合処理」の機能の利用の仕方に注目します。

 

■早速、2つのマスターを用意しましょう。

①台帳A

 

②台帳B

台帳Bの「番号ID」が台帳Aの「番号ID」を参照する構成になっています。

Excel入力処理をpentaho spoon に設定してみましょう。

台帳AのExcel入力を例に説明します。

  • スプレッドシートタイプ:Excel2007XLSX(Apache POI)を選択します。
  • ファイル名のリスト:ファイルを選択します。

 

シートを選択していないと正しく動作しません。

つまづきやすいポイントです。

フィールドの設定も必要です。

全般タブでは、文字コードとレコードの取得数を設定することができます。

 

Excelのファイルとシート名を設定していれば、「フィールドの取得」ボタンで属性を自動取得することが可能です。

 

■いよいよ「マージ結合処理」をspoonへ設定

台帳Aの「番号ID」と、台帳Bの「番号ID」がpentaho spoon上でINNER JOIN結合できるように設定しましょう。

赤枠で囲った台帳Aの「番号ID」と台帳Bの「番号ID」が結合のためのキーとなります。

結合1と結合2に、それぞれExcelのステップ名を設定します。

結合のためのキーとなる「番号ID」を設定します。

うまく結合できない場合は、下のどちらかで大半が解決するように思います。

 1.ここの結合の設定を見直す。

 2.Excelの入力を見直す。用意しているマスターのキーとなる値が正しいか。

 3.入力となるマスターのソート順番。

 

■Excel出力のステップを設定

Excel入力ではxlsx形式を指定できたのですが、Excel出力の場合は、xlsの形式で固定になってしまうようです。

Excelへ出力する項目を設定しましょう。

ここでは、台帳Aの「番号ID」となっていますが、結合した場合は、台帳Bの方は「番号ID_1」というように表示されます。

 

データ変換のフロー準備ができたら、実行ボタンをクリックします。

 

■Excel出力結果を確認します。

2つの台帳を1つに結合することができました。赤枠が結合のために利用した「番号ID」です。水色の枠が台帳Aからの入力です。紫色の枠が台帳Bからの入力です。

 

開発や運用の場合、何度か同じ処理を繰り返すことが多いですよね。pentaho spoonを利用してデータ変換の設定をしておけば、ExcelのLookUPを手動で組むよりも高い効果が得られそうです。

今回は2つのExcelからの入力ですが、入力をSalesforceやMySQLなどのデータソースを入力することもできるようです。

以上、pentaho spoonの「マージ結合」処理の機能についてのまとめでした。

 

【pentaho】データ統合・分析基盤

pentahoを利用したデータの統合・分析

サービス向上を目指すために、企業が保有するデータをBI( Business Intelligence)ツールを利用して様々は角度から分析(グラフ・可視化)し、戦略に役立てようとしています。特にビックデータの分析ツールとして利用されることが多い「Pentaho 」について、セットアップの検証を行ってみました。

pentahoは、サーバサイドで動作するソフトウェアです。

ライセンス体系

企業用には、pentahoは、1年契約のサブスクリプションで販売されていますが、オープンソースのコミュニティ版も存在しています。


 

今回は、コミュニティ版のセットアップを行い、pentahoの概要を確認いたしました。

ホーム画面

 

データソース管理

新規作成

 

データの取り込み

 

グラフのプロパティ

App Builder

MDX Query Editor

Pentahoテーマ

 

いかがでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。