フローでロール名を判定するには、処理中のレコードで下のようなResourceを設定しておきます。
(例)レコードの作成者の所属しているロールから判定する場合。
{!$Record.CreatedBy.UserRole.DeveloperName}
フローでロール名を判定するには、処理中のレコードで下のようなResourceを設定しておきます。
(例)レコードの作成者の所属しているロールから判定する場合。
{!$Record.CreatedBy.UserRole.DeveloperName}
国、州コードの設定
State and Country/Territory Picklists
管理画面からState and Country/Territory Picklists を選択します。
Classicモードで設定が必要な場合は、Classicモードへ移動します。
国、州コードの設定
State and Country/Territory Picklists の設定画面になります
USがデフォルト設定、表示されています。
ここで日本(Japan)に変更してみますと、情報は残念ながら空です。日本の県名、県コードは手動で登録が必要になります。
Salesforceからデフォルトのコードをスキャンする機能がありますので、初回だけ実行しておきましょう。
※残念ですが、日本の県名はスキャンしてもセットされません。
結局、日本の県コードは手動でセットすることになります。
北海道を登録する例です。
State Codeについては、国土交通省の県名コードを利用することで標準的な体系に沿うことができます。下にコード一覧を記載しておきます。
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/codelist/PrefCd.html
コード | 対応する内容 | コード | 対応する内容 |
01 | 北海道 | 25 | 滋賀県 |
02 | 青森県 | 26 | 京都府 |
03 | 岩手県 | 27 | 大阪府 |
04 | 宮城県 | 28 | 兵庫県 |
05 | 秋田県 | 29 | 奈良県 |
06 | 山形県 | 30 | 和歌山県 |
07 | 福島県 | 31 | 鳥取県 |
08 | 茨城県 | 32 | 島根県 |
09 | 栃木県 | 33 | 岡山県 |
10 | 群馬県 | 34 | 広島県 |
11 | 埼玉県 | 35 | 山口県 |
12 | 千葉県 | 36 | 徳島県 |
13 | 東京都 | 37 | 香川県 |
14 | 神奈川県 | 38 | 愛媛県 |
15 | 新潟県 | 39 | 高知県 |
16 | 富山県 | 40 | 福岡県 |
17 | 石川県 | 41 | 佐賀県 |
18 | 福井県 | 42 | 長崎県 |
19 | 山梨県 | 43 | 熊本県 |
20 | 長野県 | 44 | 大分県 |
21 | 岐阜県 | 45 | 宮崎県 |
22 | 静岡県 | 46 | 鹿児島県 |
23 | 愛知県 | 47 | 沖縄県 |
24 | 三重県 |
残念ながら、変更セットでは本番移行できませんので基本的には手動で本番移行が必要になります!
外部のコミュニテイサイトと内部ユーザーで識別したい場合は、usertype が利用できます。
標準ユーザを判定する場合の例
ISPICKVAL($User.UserType,”Standard”)
※システム管理者も含まれます。
PIN番号を設定した覚えがなかったり不明の場合、先に進めなくなることがあります。
yubicoのセキュリティーキーのPIN番号が不明であればPINの新規設定、リセットが必要です。他のAuthenticatorによるログイン方法を確保しておくことで、システム管理者に依頼しなくても再設定が可能ですが、もし他のログイン方法がない場合はシステム管理者に依頼してリセットしてもらうことになるでしょう。
今回は、yubicoのセキュリティキーのPINリセットに挑戦しました。
※今回利用したU2Fのセキュリティキーです。画像をクリックすると社外のAmazonサイトへリンクされます。
yubico(FIDO Security Key NFC USBタイプ)を利用しています。
YubiKey Manager
執筆時点では、Windows用は下記からダウンロードできました。
Applications >FIDO2 というメニューを選択します。
パスワードを覚えている場合は、Change PIN を選択することができますが、パスワードが不明な場合は、Resetを選択するしかありません。
リセットを選択すると、全てのデータが消去されるという警告が表示されます。全消去しても良い場合は先に進みます。もしU2Fしか利用していない方は要注意です。他にシステム管理者がいない場合はログインすることができなくなります。
リセット後に、PINコードを設定することができるようになります。
Salesforceに別の認証方法でログインしてから(もしくはシステム管理者に依頼)、「セキュリティキー(U2FまたはWebAuth)」を一度削除し、再度登録を行います。
ウィザードへ進みましょう。登録ボタンを押下します。
以降は、ウィザードに従います。PINコードをもとめられたら、先ほどYubico に登録したPINコードを入力すれば通過することができます。
セキュリティキーが登録されました。リセットした場合は、他のサイト・ユーザについても再登録が必要になります。
ご覧いただきありがとうございました。
スマートフォンやデスクトップのAuthenticatorアプリを利用すると、MFAに必要な多要素認証を利用することができます。スマートフォンを持たないパソコンのみ利用するユーザの場合、物理USBキー (U2F)を利用してログインする方法をご存じでしょうか。
スマートフォンの持ち込みができないサーバールームや、パソコンにデスクトップAuthenticatoのインストールを許可されない場合、複数のパソコンやアカウントを操作する管理者等、最終手段として「USBキー」を持ち歩く方法があります。
ただし、初期投資(1つのキーにつき4000円~10,000円)が必要になる点や、USBを利用しなければならないという別の制約が生じます。諸条件はあるものの、スマートフォンを利用せずにU2Fでログインすることができるようになります。
それでは、設定の方法を簡単にご紹介します。システム管理者から「セッションの設定」を選択します。
ユーザが物理的なセキュリティー(U2F)を使用してIDを検証できるようにする
U2Fwo利用したい「高度なユーザの詳細」を開き、セキュリティーキー(U2F)の「登録」をクリックすると、U2Fの接続ウィザードが開始されます。
ブラウザからワーニングメッセージが表示されますが、「許可」をする必要があります。なお、このワーニングメッセージについては、2022年2月までにSalesforce社が非表示で通過できるように対応予定とのことです。
許可を押下すると、セキュリティーキーをUSBポートに挿入し、セキュリティーキーのボタンを押下します
なお、USBキーのボタンを押さないまま待機すると、タイムアウトになります。
順調にいくとセキュリティのセットアップメッセージが表示されますので、そのまま「OK」を押下します。
セキュリティキーをタッチするように指示が表示されるので、タッチして登録します。
直接USBキーをタッチしましょう。
U2FのUSBキーがSalesforceのMFAとして正常に登録されました。
「次回からは、U2Fハードウェア認証デバイスからのコードを使用」を選択すればキータッチのみでMFA認証を行うことができます。
下のようなメッセージが表示されたらUSBキーにタイミングよくタッチします。
以上、U2Fを利用したMFA認証のログイン設定方法でした。
Salesforce社への支払いは、クレジットカード払いであると思います。一度設定すると当分の間変更することは中々ありません。今回はクレジットカードの期限も近いためクレジットカードを変更することになりましたので操作方法をご紹介します。
まずは、変更するにあたり、設定の「ギアアイコン」から「取引先」を選択します。
「お客様のアカウント」アプリケーションへようこそで「同意」します。私は、Classicで契約して以来の支払い方法変更のため見慣れない画面となります。
取引先 契約 という画面が表示されます。この画面右側に支払い種別の項目があり、クレジットカード情報の「編集」がありました。
「編集」を押下するとクレジットカード情報を入力するサブウィンドウが起動します。ここに必要な情報を登録しましょう。
情報を入力後「保存」を押下すればクレジットカード情報を変更・更新することができました。下のように、VISAからAmexへクレジットカードが変更されたことを確認できます。
なお、変更が終わった後に「Salesforce Checkout」という従来型の変更方法も残っていることに気づきました。Checkoutという画面からの方が簡単にアクセスできます。トップ画面に「クレジットカード情報を更新」のリンクが最初から表示されていますのでこちらの方が便利に感じます。
下の画面に必要な情報を入力して保存・送信を行えば同様にカード情報を更新できます。
なお、Salesforce社との支払いにおいては、支払方法 – Salesforce Help によりますとクレジットカード払いの他にACH(自動資金決済センター/電子送金)、現金という契約方法もあるようですが、CheckOut画面にはそのような変更方法は見当たりません。Salesforce営業担当者との個別調整・契約が必要になると考えられます。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.blng_payment_methods.htm&type=5
ACH送金は基本的に、アメリカ国内の送金に限定されます。ACH送金が必要な場合は多国間への海外送金が可能な「Wise」を利用すると便利かもしれません。日本からのACH送金に興味があるかたは、こちらからWiseを申し込み いただくと少しお得になります。
以上で、Salesforceの支払い方法の変更設定をご紹介しました。
j2 Global Japan社のeFaxを便利に利用している会社様、個人経営や商店の方も多いのではないでしょうか。当社も2013年頃より採用しておりますので、約8年以上efaxを利用しています。
eFaxには、emailを利用して送信する機能がありますが、最近送信エラーになってしまいました。確認してみると、2021年11月1日よりeFaxのメール送信機能の仕様に変更があったことが分かりました。まったく連絡がなかったので少し驚きましたがクラウドシステムではよくあることですので割り切りましょう。
Goole WorkSpace(Gmailベースのビジネス版)を利用してefaxへ送信した場合、下のようなエラーメールが届いてFAX送信が失敗しました。
エラーメールをよく見ると、相手サーバーからSPFレコードが設定されていないために「なりすましエラーの可能性あり」と判断されて拒否されたことがわかりました。
spfの設定有無は、下のチェックサイトで調べることができました。
https://www.dmarcanalyzer.com/how-to-validate-your-spf-record/
このチェックサイトで確認すると、当然、設定していないのでSPFの定義がないというエラーになりました。(We could not find an SPF Record)
次にe-faxのサイトで変更があったかどうか情報収集をして確認します。すると、2021/11/01よりメールセキュリティが強化されたことがわかりました。
https://www.efax.co.jp/internet-fax-faq
それでは、Goole WorkSpaceを利用している場合のSPFレコードを準備します。GoogleのSPF情報はこちらにありました。
https://support.google.com/a/answer/10684623
必要な情報が揃いましたので、これを該当のDNS設定に登録しましょう。利用しているDNSサーバーによって、入力方法の違いがあるでしょう。ホストやサブドメインの指、TTLが必要な場合もあるかもしれません。
DNSサーバーに登録・反映したら、SPFの場合は新規ドメイン取得などとは違い、基本、即時反映されます。先ほどのSPFチェッカーで再確認すると今度は問題がみつからないという結果になりました。(We did not find problems with your SPF record.)
それでは、早速、再度eFAXへ送信をやり直してみましょう。
送信することができましたので成功となりました。
組織のメールアドレスに独自ドメインのメールを追加します。
Salesforceからメールが実在するか検証メールが届きますので、受信したメールのURLをクリックします。
受信した検証メールからSalesforceのサイトにジャンプします。下のような画面が表示されます。
先ほど追加したメールアドレスが「確認要求送信済」から「検証済」に変わります。これで独自ドメインのメールアドレスから送信することができます。
ユーザープロファイルごとに、送信可能なメールを選択させることが可能です。
・独自ドメインを利用するメールを受信するためには、独自ドメインのメールアドレスを用意しましょう。例えば、お名前.com、さくらインターネット、ムームー&ペパボなど好きなもので、「ドメイン」+「レンタルサーバのメール機能」を利用する方法が最小構成になります。
Salesforceのメール送信をする際にSPF,DKIM関連まで設定する場合は、レンタルサーバのDNS設定機能に限界があって対応できない場合があります。DNS設定を利用して転送したり、高機能なドメインサービスへドメイン移管が必要になることがあります。
【P*system】個人情報保護管理システムのご紹介
準備中