Amazon Connectのコールセンターの営業時間を変更する方法を検証しました。
変更する場合は、フローからオペレーション時間を選択します。


デフォルトのオペレーション時間を変更するか新規追加して、営業時間にあうように変更することができます。
ここでは、タイムゾーンを日本に合わせて、10時~18時になるように修正しました。

修正後は、保存を行えばオペレーション時間の変更は完了です。

実際に電話をかけて、営業時間内・外のフローの挙動を確認することができます。
コールフローの中で、お客様が入力した番号を取得するにはコンタクト属性の設定を利用できることを検証した記録です。
ここでは、お客様が入力した番号を int_number の値に保持するようにしました。
ブロックタイプの詳細設定は下のようになりました。
「手動で設定」を選択しました。
ここで保持した値は、「コンタクト属性を確認する」というブロックタイプで利用することができます。
「コンタクト属性を確認する」では、キーに「保存済の顧客の入力」を選択することで、例えば 顧客が入力した内線番号が「1000」と一致するかどうかを判定することができます。
これで、顧客が入力した番号を判定することができるようになりました。
Amazon connect を利用して、コールセンターに新しい電話番号を設定します。
日本の電話番号を取得する場合は、Amazonへ申請が必要です。こちらを参考にする必要があります。
今回は外国(米国 +1)の電話番号をアサインすることにします。日本から動作確認をする場合は、海外電話料金が発生することになるので注意しましょう。
Claim Phone number (電話番号の取得申請請求)に進んでみましょう。
法人でも未申請の場合は日本の電話番号を取得することはできませんが、Amazonへ未申請の状態でも、米国の電話番号を取得することはできます。
受信、発信の両方が可能が番号を新規インスタンスに割り当てることに成功しました。
※日本の電話番号を利用する場合は、Amazonへ申請が必要です。
今回は外国の電話番号を利用してコールセンターの立ち上げを行いましたのでステップの概要となります。
これで電話番号を取得することでコールセンターは立ち上がりますが(料金が発生します)、コールフローなども整備していく必要があります。
ステップ1、ステップ2:IDを設定します。ユーザ作成は、Amazon Connect内部としました。管理者を作成し、アクセスURLを考えて決定します。
Step3:テレフォニーを設定
着信と発信の許可を決定します。今回は発信もできるように着信・発信の両方を許可しました。
Step4:コールセンターのログの保存先を決定します。デフォルトで設定しました。またコールフローの中でEmailを送信したい場合はここで「Enable Email」をチェックしましょう。
Step5:入力した内容の確認
入力内容の確認画面となりますので、確認後に「インスタンスの作成」から進みましょう。
コールセンターが作成されるのを待ちましょう。
正常に作成されました!
コールセンターインスタンスは用意できましたので、このインスタンスを利用して電話番号やコールフローの中身を続いて用意していくことになります。
Amazon Connect を利用して、以前は外国のリージョンに切り替えれば、050から始まる番号を取得できました。(少なくとも2019年頃は050番号を取得できていました。)
電話番号を追加することを検討し、現在の状況を確認したところ追加取得できません。050の番号候補が表示されなくなっているため、ルールが厳しくなったようです。外国のリージョンに切り替えて050の番号を取得しようとしても、番号の候補にでてこなくなってしまったようです。※外国の番号であれば取得できるようです。
例:+1(米国)の番号を取得する場合
それでは、日本リージョンを利用して番号を現在も取得することができるのか確認しました。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/connect/latest/adminguide/connect-tokyo-region.html
「事業用の電話番号のみ登録できます。個人用の電話番号は登録できません。」という記載がドキュメントにあります。
アジアパシフィック (東京) リージョンでは下記のプレフィクスが許可されるようです。
日本の電話番号を注文するには、Amazonへ申請が必要になるようです。申請は法人である必要があるそうです。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/connect/latest/adminguide/phone-number-requirements.html
現地の電話番号が必要な場合(03または050のとき)は、企業は次の 3 つのドキュメントをAmazonへ提供する必要があります。
会社住所は、リクエストされたエリアコードに対応する市区町村です。ビジネスの認定代理人。
その人物は、会社登録書類に登録されていなければなりません。有効な個人 ID となるのは、政府発行の ID またはパスポートです。
有効な住所証明には、第三者発行の銀行取引明細書、光熱費請求書、政府発行書類、または政府発行の ID、パスポート、事業者登録証など、提出した住所が記載された ID が含まれます。
これらのドキュメントのコピーは、単一の zip ファイルに作成する必要があります。
通話料無料のフリーダイヤル番号が必要な場合は、書類が2つになるようです。
Amazon Connectのアカウントの【概要】をひらいたところ、「サービスにリンクされたロールを有効にする必要があります」と表示されました。2019年頃に検証のため利用しましたが、当時は特に影響なかったようでロールを作成していませんでした。
今回はAmazonの下のヘルプドキュメントを確認して対応してみましょう。
https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/connect-slr.html#migrate-slr
2018年10月以前に作成した場合は、サービスリンクロールのセットアップが行われていないという説明のようですね。
アカウントからサービスリンクロールを作成するように説明がありました。
Use service-linked roles and role permissions for Amazon Connect
「サービスにリンクされたロールを作成します」というボタンから作成に進みます。
作成に成功するとメッセージが表示されます。
WordPressのメディアのファイルアップロード上限が標準の2MBになっていたため、引き上げることにしました。
WEBサーバによって設定が反映される、反映されないことがあるようです。動作できた方法を記録しておきます。
・「 .htaccess 」ファイルによる制限解除を狙ったのですが、当方が利用しているサーバではエラーとなってしまいましたので中止しました。
そこでWordpressをインストールしている上のトップ階層にphp.ini ファイルを設置するという方法を行いました。
[PHP] memory_limit = 8M post_max_size = 8M upload_max_filesize = 8M [/PHP] こちらを試しましたが、Internalエラーが発生することが分かったため、memory_limit = 8M を削除して再度アップロードすると上限引き上げに成功いたしました。
下記が今回動作できた php.ini ファイルです。
[PHP]
post_max_size = 8M
upload_max_filesize = 8M
[/PHP]
post_max_size = 8M を外して upload_max_filesize = 8M のみにした場合を試しましたが、サイトヘルスに警告が表示されましたので、セットで記述した方がよいようです。
php.ini をサーバへアップしました。例えばXサーバ社が推奨するパーミッションは、.htaccessファイルは 644 ですので近いパーミッションで良いようです。所有者以外の読み取り防止を行う場合は、600 を試してもよいのかもしれません。
※試していませんが、「.user.ini」ファイルを設置する方法もあるようです
php.iniを配置後、Wordpressを更新するとすぐにアップロードサイズの上限が2MB→8MBへ変更になりました。
最大アップロードサイズを変更することができました!
※ memory_limit = 8M については、サーバー側の設定を上書きしないようにしたかったので今回は見送りました。
今回は、WordPressのメンテナンス作業としてプラグインを更新した直後にエラーが表示されたため、解決した方法をメモに残しました。
まず、Plug-In を更新したときにエラーが発生しましたので、とにかくプラグインが怪しいと考えます。
まずは、plugins フォルダを plugins__ のようにフォルダ名を変更してみました。
Plugins フォルダがWordpressから見つからない状態になりますが、この操作だけでWordPress は 「サイトに重大なエラーがありました。」 という表示がなくなり、プラグイン無しの状態で動作するようになりました。確実にプラグインの影響です。
そのあとも各Pluginごとに、正しいフォルダに戻すという作業を行った結果、「Search Regex」というプラグインがエラーになっているということを突き止めました。
「Search Regex」は日本語のSSH化を行う際に導入した検索強化のプラグインですが、今後は不要と考えて削除しました。
Pluginsフォルダの名称をもとに戻すと復旧することができました。
復旧後はバックアップを取得しておきましょう!